国際交流や協力、多文化共生活動には様々な手法があります。例えば、「森林を守ろう」という目的でも「森を原生林のまま保護すること」が必ずしも森林保護に結びつかないこともあります。(たとえば森林火災に備え予め伐採することもありえるし、場合によっては森林を伐採して経済活動を行うことがむしろ森林の維持発展につながる場合もあります。目の前の困っている人に直接支援する方法もあれば、間接的に支援を行う方法もあります。
そのような技術を考え学ぶのはとても大切ですが、実は人間と人間が向かい合い感じることがなにより国際理解に一番大切ではないかと思います。若い人が、国際協力/交流/留学/旅行などでまっすぐに感じたことや考えがむしろ本質であることも多くあると思います。
スピーカ7名の考え意見を傾聴し、学び合う会です。

国際協力/交流/多文化共生に関する経験豊富な人の参加も期待しています。若い人の新鮮な感性から学べたらと思います。

 

日時:2017年12月6日(水) 18:00 – 21:00

場所:横浜市市民活動支援センター
神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1−56

プログラム:
18:05開始 (発表15分、ディスカッション5分)x7人
全体ディスカッション
20:45終了 (途中参加:退席可)

スピーカー:
伊藤里紗さん:横浜市立南高校2年 国際交流、教育関係などに関心があります。今は自分の視野を広げている最中です。海外滞在経験は少ないです。

岩崎真夕さん:横浜市立大学国際総合科学部1年 高校生のときに国際協力に関するフォーラムに参加し、海外事情や国際協力に関心を持つようになりました。来年1月にインドとスリランカに行き、初の海外デビューを果たす予定です。

奥山滉太さん:青山学院大学地球社会共生学部 2年 主に国際協力や国際平和について学んでおり、将来的にもそういった役職に就けたらと考えております。そして現在大学のプログラムでタイに半期の留学中です。(スカイプ参加)

北原小雪さん:明治学院大学3年 地元の中学校が外国にルーツを持つ方が多く住む地域で、多文化の環境で育ちました。途上国はもちろん、国内における国際協力にも関心があります。

小林璃代子さん:横浜清陵高校2年 中2からよこはま国際フェスタなどのお手伝いをさせていただいており世界や街に興味を持ち始めました。今年の夏は縁があり憧れのセネガルへ行きました。

嶋田結さん: 法政大学国際文化学部1年 NPO 国際ボランティア学生協会所属、 NGOグローカリー
来年中国に留学に行きます。在日外国人や、国際交流に関心があります。

鈴木ゆりりさん:立教大学大学院 横浜YMCAでユースリーダーとして活動してきました。途上国を中心に色んな文化に触れる中で今の自分の考えが醸成されてきたと感じています。

申し込み:フェースブックページで「参加」または
メール:info@nogezaka-glocal.com

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参加者のコメント・感想など(一部)
・発表者がみんなすばらしい。それに尽きる!
・若い人の意見が聞けてよかった
・私はこの発表会でもっと国際理解を深めたいと思いました
・若い世代の人たちがどのように感じ行動しているかとてもよく理解できました。とても刺激になりました。
・有意義な時間でした。みなさんの今後また報告してほしい。
・不自由なことが幸せにつながること、人とのつながりの話など心温まりました。
・開発教育の担い手として将来期待しています
・このようなイベントの情報が学校などで少なすぎる。学校を拠点に交流や情報提供が増えたらいいなあと思いました
・自分で問題意識を持って学校外でも行動されているのはすばらしいと思います
・私は国際に目を向けているようで知らないことが多いのだと実感しました
・国内格差の問題も途上国ではすごく深刻なのだとあらためて感じました
・もっと日本国内でも考え直さなければならないことが多くあるプレゼンでした
・幸せとは? ”みんな同じ人間”というキーワード、私も興味深かったです
・行ってよかったということが本当によく伝わってきました
・外国に行って、日本での生活や環境を再認識していたのはとても良かったです
・私も、アフリカ=貧困というイメージがありました(かならずしもそうでないことを知りました)
・横浜のまちづくりに関して興味を持つようになった、というのが面白いと思いました
・「英語力をつければ”国際人材”という考え方に疑問を持つのは当然というか、まったくその通り!
・横浜をもっといいまちにできるよう頑張ってください
・私もメディアで触れる中国のイメージと実際の像のギャップがどれくらいあるか興味があります。
・居場所としてどのような場がありうるのか、今日本で盛んな話だと思いますが、途上国でもそういうことを考えるようになっているんだと新鮮でした
・私も、「誰もが住みやすく、面白い街、横浜」の一員になりたいと思いました。
・教育のことに関しては共感x3の連発でした
・自分とは違うものさしで考えるのは難しい。この考えは今まで気づいたことがなかったけど、聞いていて確かにそうだと考えさせられました
・「自己満足」の反省の話が面白いですね
・国際協力も相手の立場を考えて行うことの大切さが理解できました
・日本がきれいすぎ、気にしすぎというのはとても共感できます
・「まあいいや」から「なぜ?知りたい」とい変化にはすごく共感しました。
・(できることが少なく)やるせない思い、伝わりました
・若い素直な感性に感動します
・国際協力についてのジレンマは私も感じます
・募金でできることはあるけれど、お金を渡すだけでなく自分で大きな動きをしたいと思いました
・「なにができるのだろう」との問いは重いものがあります。「一緒にないてくれる人がいる」ところから何かはじまるとも考えています