学生達の実践・提言のお話から「外国人との共生」を学ぶ会を行います。 若い世代の話は「経験が少ないのですが」それは「既存の常識にとらわれない」メリットです。

学生一人ひとりが、自分の国際協力/交流の経験をもとに、コミュニティでの多文化共生に関して「提言」や「実践したいこと、実践していること」を発表していただき、またそれを清聴します。

若者だけでなく、社会人、シニアも学ぶことがあるのではないでしょうか?

終了後には有志で懇親会も予定しています。

学生と野毛坂グローカルとのコラボ企画です。

日時:3月4日(日)17:00-20:15
(受付16:45から)

場所:しんじゅく多文化共生プラザ (西武新宿駅徒歩1分)
東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 ハイジア11階

参加費:無料(懇親会は実費)

申し込み方法:
フェースブック http://u0u0.net/IHKI に参加クリック
または、info@nogezaka-glocal.comにメール

主催: 多文化共生学生ネットワークよこはま実行委員会
(共同実行委員長 伊藤里紗:横浜市立南高校
小林璃代子:横浜清陵高校)
共催:野毛坂グローカル(https://nogezaka-glocal.com/

野毛坂グローカルは、「誰もが弱い部分を持つ弱者」であることを認識し、それに気づくことで、誰もが住み良い社会になって欲しいと願い、その活動をする団体・人を支援する場を作っています。今回は、外国では言葉も習慣もわからない弱者となることを知ることから、外国人と日本人が共生できる社会を作るための気付きがあることを期待して共催しています。

特別ゲストとして、横浜で「子ども、地域、旅人多世代多国籍の方々が集う場所Casaco(カサコ:http://casaco.jp)」共同代表の堀口雄貴さんのお話もあります。

内容:コミュニティ (地域コミュニティだけではなく、学校や組織など社会のさまざまなコミュニティを含みます)で、外国人との共生がどんどん必要となっています。
「困っている外国人をサポートしよう」というのは大切な視点ですが、そのような考え方では外国人は「負担」という考えかたともつながります。
日本社会でも、様々な考えを持つ人、障害者、LGBTなど多様な人達がいます。いや、そういった少し特別と思われる人だけではなく、一人ひとりが皆違うところがあり、皆なにがしらの生きづらさを感じている社会ではないでしょうか?
外国人は「負担」ではなく、むしろ、様々な文化・宗教・習慣を受け入れ共生する方法を教えてくれる「リソース」ではないでしょうか?
多文化共生とは、単に「外国人との共生」ではなく、様々な考えかたや習慣、事情を持つ人との共生です。生きづらさを持っている人や障害者なども含みます。
(人間誰もが何らかの生きづらさを感じているのではないでしょうか、生きづらさを乗り越える責任を個人に求めるだけの社会よりも、社会全体で支え合う共生社会へのヒントが国際協力や交流から得られるのではないかと期待しています)
国際協力や交流に長い経験がある人は、むしろその経験が邪魔して、「いかに外国人を支援するか」の考えから抜け出ることが困難な場合があるかもしれません。国際協力/交流の技術が邪魔して知らず知らず自由な発想を邪魔しているかもしれません。
学生一人ひとりが、自分の国際協力/交流の経験をもとに、コミュニティでの多文化共生に関して「提言」や「実践したいこと、実践していること」を発表していただき、またそれを清聴することによって、若者だけでなく、社会人、シニアも学ぶことがあるのではないでしょうか?
参加者の皆さんには発表者一人ひとりに質問やコメントをいただければと思いますので、質問/コメントシートを用意し、発表者にお渡しします。

プログラム:
16:45 受付開始
17:00 開会挨拶・趣旨説明など
17:10 特別ゲスト 堀口雄貴(多国籍寺子屋カサコ共同代表)
17:30 (発表14分)x9人
19:45 休憩
19:50 フロアディスカッション(ファシリテーターが代表して質疑含む)
20:15 閉会挨拶・アンケート回収
20:20 終了
(終了後に有志で懇親会を予定しています)

発表者:

荒川あかり さん(スカイプ発表):Skagit Valley college
昨年の冬に日本の高校を卒業し、秋にアメリカで学んでいます。将来は医療の道に進み、海外で働きたいと考えています。

伊藤里紗さん:横浜市立南高校2年 国際交流、教育関係などに関心があります。今は自分の視野を広げている最中です。海外滞在経験は少ないです。

小林璃代子さん:横浜清陵高校2年
中2からよこはま国際フェスタなどのお手伝いをさせていただいており世界や街に興味を持ち始めました。今年の夏は縁があり憧れのセネガルへ行きました。

岩崎真夕さん:横浜市立大学国際総合科学部1年
高校生のときに国際協力に関するフォーラムに参加し、海外事情や国際協力に関心を持つようになりました。インドとスリランカを巡る船旅中です。そのカルチャーショックをシェアします!

奥山滉太さん:青山学院大学地球社会共生学部2年
去年、タイ留学を経験し、そして、先日フィリピンにてボランティア、国際交流をしてきました。将来的に国際協力の分野で働きたいと考えています。

山口大地さん:横浜国立大学経済学部2年
全ての人に共通の「農(=食)」に着目してアグリッジプロジェクトを立ち上げ、活動しています。その中で農を通じた多文化交流と地域コミュニティ形成の可能性を実感し追求しています。

北原小雪さん:明治学院大学3年
地元の中学校が外国にルーツを持つ方が多く住む地域で、多文化の環境で育ちました。途上国はもちろん、国内における国際協力にも関心があります

嶋田結さん: 法政大学国際文化学部1年
NPO 国際ボランティア学生協会所属、 NGOグローカリー 今年中国に留学に行きます。在日外国人や、国際交流に関心があります。

鈴木ゆりりさん:立教大学大学院
横浜YMCAでユースリーダーとして活動してきました。途上国を中心に色んな文化に触れる中で今の自分の考えが醸成されてきたと感じています