若い人から多文化共生を学びます。

技能実習生の研究をしているフェリス女学院大学の山本さんのお話、留学から多文化共生を考えた高校生の富岡さんのお話、半数が外国人の芝園団地で活動する学生グループリーダの圓山さんなどなど。

私達のまわりにはずいぶん多くの外国人をみかけるようになりました。さらに技能実習生・特定技能実習生制度の拡充により今後ますます増えてきます。
しかし、外国人おおかれた状況をあまり知らない、またどう接してよいかわからない人も多いのではないでしょうか。

日本における外国人の状況を学び、また共生へのヒントを考える機会にしたいと思います。

発表者は若い人が多いですが、老若男女の多様な人の参加を期待します。

日時:2019年8月16日(金)18:00~20:30
会場:新宿多文化共生プラザ
東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 ハイジア11階
主催:野毛坂グローカル
参加費:無料

プログラム(案)
18:00 開会挨拶・スタッフ紹介
18:10 仮:日本における外国人の課題 国際活動市民中心
18:30 技能実習制度と実習生受け入れ実態について
山本 莉佳 フェリス女学院大学修士2年
19:00 “心の国境”に橋をかける学生主体の地域づくり活動
圓山王国 芝園かけはしプロジェクト代表
19:20 高校生が感じる多文化共生
富岡あまね 東京大学教育学部附属中等教育学校6年(高校3年)
19:40 「やさしい日本語」の紹介
武井啓子 野毛坂グローカル理事
20:00 まとめ (参加者・話題提供者のディスカッション)
20:30 終了

司会:川田千穂 早稲田大学学生

申込み方法:または、info@nogezaka-glocal.comに連絡

終了後有志で懇親会あり(実費):

※「芝園架け橋プロジェクト」とは:
 外国人が半分を超える埼玉県芝園団地での、地域共生活動に取り組む学生ボランティア団体
http://shibazonokakehashi.org/
※「やさしい日本語」とは:
  日本語があまりできない人にも、理解しやすい表現を使うことにより、誰でも少しの訓練でコミュケーションがとれるよう工夫した日本語表現です
※外国人技能実習制度と受け入れ実態について:
近年注目を集めている外国人技能実習制度とこれまでの調査から技能実習生受け入れ実態について話します。
山本 莉佳  フェリス女学院大学大学院修士課程在学中。
大学で技能実習生に関心を持ち、「中国人技能実習生の日本における生活」をテーマに卒論。現在は「本国に帰国後の技能実習生の様子」を研究テーマにしている。
富岡あまね “東京大学教育学部附属中等教育学校6年(高校3年)。
2018年夏より1年間、ロサンゼルスの公立高校へ留学したことをきっかけに、多文化共生について考えるようになりました。
武井啓子 “日本語教師、独)日本学生支援機構勤務。

青年海外協力隊ほか、個人契約でタイの大学で7年日本語を教える。ことばの通じない環境で外国人として暮らした経験から、留学生支援に関心を持っている。

圓山王国 学生ボランティアグループ「芝園かけはしプロジェクト」代表。外国人の集住する芝園団地で、多文化・多世代の住民が安心して暮らせる地域づくりに取り組む。東京大学大学院博士課程。