青年海外協力隊(JICA海外協力隊)出発前の人に聞こう!
コロナで出発が遅れていた青年海外協力隊員の人たちが、ようやく出国できつつあります。
2年間出発を待ち続けている次のお3方をお招きして、待機中の日本での活動や海外での活動の抱負などをうかがいます。
 
■毛笠貴博 7月末にペルーへ赴任 マチュ・ピチュ歴史保護区の生態系保全活動を行う
■美淋光哉 7月末にカメルーンへ赴任 初等教育省に配属。各小学校での巡回指導や教員研修を行う
■森本莉永 赴任を延期して、兵庫県豊岡市で地域おこし協力隊員として活動中
●司会:金澤伶 東京大学文科一類2年生
●ファシリテーター:下平心那 高校2年生
●企画:西村奈々代 JICA海外協力隊 (8月からドミニカ共和国:看護師)
 
青年海外協力隊の待機中の方、志望の方、国際協力ボランティアに興味のある方など、ぜひお気軽に参加ください。
飲み物や食べ物を用意して、お気軽に参加くださいね。
 
日時:2022年7月22日(金)20:00〜21:00
(時間のある方はアフターセッション21:30まで)
 
対象者:青年海外協力隊の待機中の方、志望の方、国際協力ボランティアに興味のある方などどなたでも
会場:オンライン(zoom)
費用:無料
主催:SDGs「誰一人取り残さない」小論文コンテスト実行委員会
共催:野毛坂グローカル
※本イベントは近日中に募集開始予定のSDGs「誰一人取り残さない」小論文コンテストのプレイベントとして実施します。
●話題提供者
毛笠貴博
九州大学農学部卒業、京都大学大学院農学研究科修了。森林科学を専攻した。
大学院修了後は、株式会社ニトリホールディングに入社。2年間勤務したのち、2019年にJICA青年海外協力隊に合格。しかしコロナ禍の影響で渡航はかなわず、現在まで国連UNHCR協会にて難民支援のための資金調達の業務に従事。本年7月31日にペルーへ派遣。マチュ・ピチュ歴史保護区の生態系保全に向けた活動を行う。
美淋光哉
国際協力を行う学生団体の活動で、ラオスへの支援先訪問が契機となりJICA海外協力隊を志す。東南アジア、オセアニア、東アフリカ地域でのインターンやボランティアで現地での協働にやりがいを見出す。熊本大学在学中に協力隊員となるもCovid-19の影響でウズベキスタン共和国への派遣が中止。復学し新規卒業者として7月27日にカメルーン共和国へ派遣予定。
森本莉永
大阪大学外国語学部でヒンディー語を専攻、大阪大学大学院人間科学研究科では、開発人類学や国際協力論を学びながら、修士論文で途上国の参加型開発を研究。大学院在学中に2019年度3次隊でJOCV(ウガンダ・コミュニティ開発)の派遣予定だったが、コロナで派遣延期となり、現在は兵庫県豊岡市地域おこし協力隊員として活動、任意団体を立ち上げ、消費者意識の向上・食育・ブランディングを通じた農業活性化に取り組む。神戸市出身。
 
●司会
金澤伶
東京大学文科一類2年生。国際関係や平和構築を学びたいと思っている。コロナ禍、オンラインでのウガンダ研修に参加。難民問題に取り組む学生組織「Youth UNHCR」、若者の自由な声を発信するウェブプラットフォーム「ボイス・オブ・ユース JAPAN」などの運営を行う。社会福祉法人「さぽうと21」での学習支援ボランティア、子ども支援NGO「ホープフルタッチ」のワークショップ有志企画メンバーとしても活動中。
●ファシリテーター
下平心那
小学生のとき父の仕事の関係で引っ越し、ベトナム・マレーシアの日本人学校に通う。そこから東南アジアを中心とした国際関係や国際協力に興味を持ったため、横浜国際高校の国際バカロレアコースに入学。現在高校2年生で国際バカロレアDP資格の取得を目指す。国内大学の進学を目指しているが、将来的には国際関係の仕事に就きたいと考えている。
●企画
西村奈々代
高校生のときにタイへ研修旅行したことをきっかけに国際協力に興味をもつ。横浜市立大学を卒業後、大学病院の小児病棟で看護師として5年9ヶ月勤務。2020年4月にJICA海外協力隊として派遣予定だったが、新型コロナウイルスの影響で派遣延期。横浜市立大学大学院に通いながら協力隊の派遣を待ち、8月2日にドミニカ共和国へ派遣予定。