小さなころから学校の決まりや勉強が理解出来ず、生きづらさを感じていた渡邊さん。

中学の頃に使い始めた薬物がやめられなくなり、自傷行為や中等長期少年院や刑務所、精神病院の入退院を繰り返しました。 現在、酒や薬が泊まり15年8ヶ月になります。現在は通信制高校を卒業し、介護福祉士として生きづらさを抱える当時者の支援を行っている、そんな渡邊洋次郎さんに「誰ひとり取り残さない」について伺います。

生きづらさを感じている人、あるいは寄り添っている人にぜひ参加いただきたいです。

ファシリテーターは東洋大学社会福祉学科荻野剛史教授です。

日時:2024年12月8日(日) 16:00-18:00

会場:JICA東京 東京都渋谷区西原2-49-5

最寄り駅:京王新線 幡ヶ谷駅、小田急線 代々木上原駅
(JICA本部(麹町)やJICA市ヶ谷ではないのでご注意ください)

または、オンライン

参加料:無料

申し込み方法:https://forms.gle/tcdqprZ2eRcji4gt5

プログラム:

1)渡邊さんの経験をもとにした「誰ひとり取りのこさない」についてのお話
2)ファシリテーターとのディスカッション
3)会場とのフロアディスカッション

話題提供:
 渡邊洋次郎さん:

ファシリテーター:
 荻野剛史さん

司会:
 藤原梨乃さん(早稲田大学3年)

主催:
野毛坂グローカル
SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文・イラストコンテスト 実行委員会    

1人、スローロリス、テキストの画像のようです

渡邊洋次郎さん略歴:

介護福祉士、リカバリハウスいちご職員。
中学の頃に不良グループから強制的にシンナーを吸わされて、薬物依存症になり、鑑別所入所、少年院入院を繰り返す。18歳でホストになったことをきっかけに、20歳からアルコール依存症等で精神科病院へ48回入院。30歳で窃盗などで3年間刑務所服役。
末期がんの父親の最期にも立ち会えず仲間と薬物に依存し、家族と断絶。
その後「リカバリハウスいちご」とつながり、ピアカウンセリングや就労支援を受け、10年以上をかけて少しずつ回復。6年前から依存症回復支援施設リカバリハウスいちごで正規職員として働きながら啓もう活動を精力的に行う。

主な著書:

下手くそやけどなんとか生きてるねん: 薬物・アルコール依存症からのリカバリーhttps://www.amazon.co.jp/dp/4768458718

邊洋次郎対談集 弱さでつながり社会を変える
https://www.amazon.co.jp/dp/4768459463

荻野剛史さん略歴:
ソーシャルワーカーとしての経験を経て、現在は東洋大学福祉社会デザイン学部教授。在日外国人のかかえる「ことばの壁」「制度の壁」「こころの壁」など生活のしづらさを減らす・無くすソーシャルワーク的な支援方法を研究中。