2024年度 第5回 SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文・イラストコンテストの表彰式を実施します。
本コンテストは、若者がSDGsの理念に基づき、自らの視点で社会課題を考え、その声を社会に発信することを目的としており、今回は過去最高の合計729作品(イラスト部門50作品、小論文部門679作品)の応募をいただきました。
応募作品の多くは素晴らしく、審査は非常に僅差での評価となりました。わずかの点数差で受賞には至らなかったものの、独自の視点や深い洞察に富んだ作品が多数あり、どれも「誰ひとり取り残さない」社会を考える上で価値のあるものばかりでした。
小論文部門では、「不登校」「場面緘黙」「医療的ケア児」「ジェンダーアイデンティティ」「帰国子女のバイアス」など、多様な視点から社会の現状を見つめ、取り残されがちな人々の声を伝える作品が受賞しました。
受賞作品はいずれも個人的な経験に基づきながらも、社会全体の問題として共有されるべきテーマを扱っています。コンテストを通じて、若者たちが自身の言葉や表現を通じて社会に働きかけることができる場となることを期待しています。
参考:受賞者結果発表はこちら:
https://nogezaka-glocal.com/sdgs5/
コンテストの特徴:
・SDGsの基本理念「誰ひとり取り残さない」視点での若者(26歳以下)の声
・小学生から高校生、大学生を中心とした実行委員会により運営
・入賞作品のみならず全作品を公開して広く社会に発信する
・不登校、LGBTQ+、障害、病気、家族との関係などと自分がどう向き合うか真剣に考えている作品が多い
<大賞受賞者>
<小論文部門>
・関口 桃子 船橋市立葛飾中学校3年
不登校は悪ですか?
・若山 優希 大阪大学1年
わたしの「声」
・大崎 彩華 ヒューマンキャンパスのぞみ高等学校3年
見えない痛みとともに
・田上 陽菜 横浜清風高等学校
隣にいるよ
<イラスト部門>
・宮本 薫子 順天堂大学3年生
「思い続ける美しい記憶」簡単に奪われていったもの
他に、特別賞5作品、入賞13作品、優秀賞37作品など
表彰式
▽日時: 3月30日(日)14:30-16:30
▽会場: 国際協力機構(JICA)市ヶ谷ビル (オンライン併用)
東京都新宿区市谷本村町10-5 (最寄駅:JR/地下鉄 市ヶ谷駅)
▽主催: 野毛坂グローカル
▽運営: 第5回誰ひとり取り残さない小論文コンテスト実行委員会
▽参加資格:どなたでも無料で参加できます
▽申し込み:https://forms.gle/2mordy82KJZ96s597
コンテスト概要
募集内容:
【作文・小論文部門】
SDGsの基本理念、「誰ひとり取り残さない」の視点で、考えること、自分が行いたいこと、社会への提言など自由な発想で、作文・小論文を作成のうえご提出ください。文字数は問いませんが上限は2000文字とします。
【イラスト部門】
SDGsの基本理念、「誰ひとり取り残さない」について、自由な発想で、A4サイズ1枚に写真、イラスト、絵、グラフィクなど自由な表現で提出ください。(提出はJPEG形式) 文字が含まれる場合は40文字以内とします。
審査基準:
社会への訴求力や審査員の共感を引き出す作品を高く評価します。作文・小論文部門では、日本語としての表現や小論文の構成は重視しませんので、文章を書くのが苦手な方や、日本語が得意でない方もぜひご応募ください。
また、イラスト部門でも、芸術的な要素よりも審査員に訴える力を重視します。
【参考:「誰一人取り残さない」とは】
SDGsの基本理念は「誰ひとり取り残さない」です。
では、何から取り残さないのでしょうか?
一つは、誰もが社会活動や経済活動に参加する権利を持ち、それから排除されないことです。社会活動や経済活動には、「学校で学ぶ」「十分な食事をとる」といった基本的なものだけでなく、「スポーツをする」「遊ぶ」といった人間として必要な活動も含まれます。
人によって必要とするものは異なりますが、そのような活動から取り残されている人々が多く存在します。
たとえば、障害者、LGBTQ+コミュニティ、貧困層、外国人などがその代表的な例です。しかし、取り残されているのは、これらのわかりやすい事例だけではありません。
身近なところにも、社会の不公平や矛盾、生きずらさを感じることがあると思います。
そのような小さなことにこそ、物事の本質があるのかもしれません。
野毛坂グローカルの活動の基本方針は、「最も取り残されがちな人」に着目することです。
「誰ひとり取り残さない」を「単なるスローガン」「理想論」と諦めるのではなく、一歩ずつ前に進みたいと思います。
一緒に「誰ひとり取り残さない」社会を考えませんか?
応募資格:応募時点で26歳以下の方
募集期間:2024年9月28日から2025年1月1日
著作権: 応募者に属します。
ただし、ウェブサイト、冊子、書籍などに無償での掲載に同意いただきます。
表彰
【両部門共通】
大賞(3万円) 3作品
特別賞(2万円) 5作品
入賞(1万円) 10作品
優秀賞(3000円) 40作品
奨励賞(1000円)100作品
※副賞はAMAZON券でお支払いします
※表彰式は2025年3月に実施予定
主催:野毛坂グローカル
運営:
SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文/イラスト コンテスト2024実行委員会
【共同実行委員長】
・梅木千夏:東京未来大学3年
・遠藤優介:奈良先端科学技術大学院大学2年
・小野日向汰:慶應義塾大学1年
【事務局長】
・下平心那:国際教養大学1年
【協力】
・本間孝男 中学3年(学生映像制作団体MYSTORY)
【実行委員】
・赤地そよか 岐阜東高校1年
・秋吉美祐 栄東高等学校1年
・磯田美季 座間市立栗原中学校3年
・井関花 田園調布雙葉高等学校2年
・今津心那 北筑高校3年
・大場星々加 青森県立田名部高等学校2年
・小笠原 彩 南山大学法学部法律学科4年
・刈屋彩乃 東京都立北園高等学校 高校2年
・桑波田来未 鹿島朝日高校3年
・久保めぐみ 山口県立徳山高等学校1年
・小林聡真 聖徳学園高校2年(日本) Abbotsford senior secondary school grade 11(カナダ)
・小松真子 立命館大学1年
・坂本彩夏 明石工業高等専門学校1年
・座間耀永 青山学院高等部3年 非営利型一般社団法人AZ Bande代表理事
・柴山 心花 鹿島朝日高校3年
・鈴木亜優美 NTT労働組合
・野中茂壮 聖学院高等学校1年
・服部翠 広島県立広島叡智学園中学校2年
・林美裕 名城大学3年
・藤田咲桜里 國學院大學1年
・唄野陽芽 立命館大学4年
・松本彩那 West Vancouver Secondary Highschool, Grade 11
・吉浦文音 米子西高1年
・吉田佳菜恵 兵庫県立神戸高等学校2年
・李雅真 広島叡智学園高等学校 2年生
・佐久間未桜 東洋英和女学院高等部3年
・八木岡空 早稲田実業学校高等部2年
・髙山璃乃 三重大学 3年生
【アドバイザー】
・金澤伶 元実行委員長(東京大学4年)
・神谷優大 野毛坂グローカル 理事
・鈴木ゆりり 野毛坂グローカル 理事
・武井啓子 野毛坂グローカル 理事
【審査員】
・野津隆志 兵庫県立大学名誉教授 / 野毛坂グローカル監事
・秋山愛子 国連・アジア太平洋経済社会委員会 社会課題担当官
・荒木田百合 横浜市社会福祉協議会顧問/元横浜市副市長
・杉浦裕樹 横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事
・中西由起子 アジア ディスアビリティ インスティチュート(ADI)代表
・藤谷健 国際基督教大学(ICU)客員教授/元朝日新聞記者
・迫田朋子 ジャーナリスト/元NHK解説委員
・和田恵 SDGs-SWY共同代表
【後援】
国際協力機構(JICA)
【協賛】
エーザイ株式会社
株式会社エイビス
共和メディカル株式会社
奈良東病院グループ
フランスベッド株式会社
パーソネルコンサルタントマンパワータイランド株式会社
参考 過去の受賞作品:
第一回2020年度 結果:
第二回2021年度 結果:
第三回2022年度 結果:
第四回2023年度 結果: