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タイ自治体ネットワークによる「コミュニティベース統合型高齢者ケア」普及プロジェクト

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日タイの自治体や大学、民間企業をネットワーク化して高齢者ケアにかかるプロジェクトを実施しています。
地域の力を最大限に活かすために、各地域のそれぞれのアイデアや取組を学び合い、相互に発展することをざすプロジェクトです。
2023年8月にはタイの加盟自治体が26箇所に膨らみました。

特徴としては、下記のようなものがあります。

  • 住民のオーナーシップによる保健医療福祉の統合型モデル
  • (中央政府主導ではなく)自治体のネットワークによる普及メカニズム
  • 日タイの、自治体やNPO、大学の『国をまたがった』 連携
  • 全体調整を機動力に富んだNPO(野毛坂グローカル)が実施
  • 日タイの学びあいによる日タイ双方の利益となる枠組み(タイへの貢献 & 日本の地域活性化)
  • アジア健康構想(日本のイニシチアティブによるアジアへの健康貢献と日本への還元)に合致したもの

 

※プロジェクト詳細は下記プロジェクトウェブサイトをご覧ください

http://smart-strong-project.org/

2020年11月26日、野毛坂グローカルはタイの2つの地方自治体とコミュニティベースの統合型高齢者ケアモデルの構築・普及に関する協力協定を締結しました。

従来の国際協力といえば、日本のモデル・技術を「遅れた」途上国に移転することが主流でした。現地の経済社会状況に応じて適応させることはあっても、基本的には「技術移転」でした。確かに科学技術においてはそのようなアプローチは有効です。しかし、コミュニティでの社会的資源の創出や活用においては、途上国が必ずしも遅れているとはいえず、むしろコミュニティの力が強いといえる場合も多くあります。
野毛坂グローカルでは従来より、「日本と途上国の学びあい」をかかげ、タイ国のブンイトー市とコミュニティベースの統合型高齢者ケアモデル構築に関する協力をしてきました。この「住民中心」の「統合型モデル」の取り組みは、第1回アジア長寿健康イノベーション賞、準大賞となるなど国内外から大きな注目をあびています。今後、この取り組みをタイ国内で水平展開しようと考えていますが、従来の国際協力であれば、政府をカウンターパートとしてトップダウンで普及していくのだと思います。

しかし、今回新たに考えた手法は、自治体と自治体をネットワーク化することでフラットな関係性をつくり普及する方法です。タイ国内の自治体が相互に情報交換や学びあうメカニズムを作ろうというアプローチです。その自治体同士の連携をスムーズにさせる、その仲人役を野毛坂グローカルが担いました。
今回その第一弾として、ブンイトー市とタップマー市との間を野毛坂グローカルが取り持つことにより3者で協力する枠組み構築に合意をしました。今後、この枠組み参加自治体を増やし、タイのだけでなく、日本の自治体や大学、NGOなどにも参加を呼びかけ、「学びあいの国際協力」をすすめていきます。ぜひ、皆様のご協力をお願いします。

【調印者】

ブンイトー市ランサン ナンタカウォン市長
タップマー市プラサート ウォンスリー市長
野毛坂グローカル 奥井利幸

ブンイトー市との協力についてはこちら
https://nogezaka-glocal.com/bueng-yhito-daycare/

 
神奈川新聞紹介記事

ブンイトー市、タップマー市幹部
 
オンライン署名式で相互に署名内容を確認
左から富樫泰良野毛坂グローカル理事、奥井利幸野毛坂グローカル代表
 
左からマノップブンイトー市助役、ランサンブンイトー市長、プラサートタップマー市長、ウィニータップマー市助役

 

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