2月3日,4日に横浜国際フォーラムがJICA横浜を会場として開催されます。
最寄り駅:JR桜木町駅またはみなとみらい線馬車道駅
http://yokohama-c-forum.org/wpforum/
野毛坂グローカルは2月3日に 15:20-17:10 1階 第一会議室で講座を持ちます。
タイトル:
「若い世代が取り組む」 SDGs x 多文化共生のまちづくり
都市(川口市芝園団地)、大都市周辺地(千葉県御宿町)、地方部(北海道下川町)および横浜での『若者の』様々な多文化共生への取り組みを、当事者である『若者に』SDGsの視点から新たな発見・学び、そしてネットワークの場になることを目指しています。
埼玉県芝園団地:住民の半数以上が外国人の芝園団地、日本人と外国人の分断があるなか学生団体が「芝園かけはしプロジェクト」を開始し、メディアなどでも多数取り上げられています。
千葉県御宿町:かってはリゾート地として賑わった町ですが、現在は高齢化過疎化がすすみ、「消滅可能性自治体」にも指定されています。 「あえて」その場所で地域の魅力を再発見、再創造に取り組む若者団体のオール・ニッポン・レノベーションにその取組を紹介いただきます。
北海道下川町:大都市から遠く離れた過酷な自然の場所ですが、移住者が増え第1回「ジャパンSDGsアワード」総理大臣賞も受賞したまちです。
「SDGs-SWY」はSDGsの達成にむけた取り組みを支援する学生中心の団体ですが、下川町での取り組みを紹介いただきます。
横浜東ケ丘(CASACO:カサコ):桜木町/日ノ出町駅近くの丘の上に多文化共生を実践する地域に開けた多世代多国籍の集まる場所カサコの取り組みを紹介いただきます。
プログラム:
15:20-15:30 主催者挨拶 鈴木ゆりり 野毛坂グローカル理事
実行委員、ゲストの紹介
15:30-15:40 基本解説:「SDGsとは」
髙木超 明治大学プログラム評価研究所アカデミックフェロー
15:40-パネルディスカッション(各団体10分のプレゼンのあと20分間ディスカッション):
・芝園団地の取り組み 芝園かけはしプロジェクト 萩原瑞輝(埼玉大学学生)
・下川町の取り組み SDGs-SWY 清水瞳(慶応義塾大学学生)
・横浜CASACO(カサコ)の取り組み コネクション オブ ザ チルドレン 理事 堀口 雄貴
・御宿の取り組み オール ニッポン レノベーション 代表 富樫 泰良(慶応義塾大学学生)
16:50-17:00 野毛坂グローカルの紹介 アンケート・フロアディスカッション
17:10 終了
司会:川内美月(横浜市立大学学生)
18:00-20:00 横浜国際フォーラム ブルーナイトセッション(横浜国際フォーラム全体懇親会)
主催団体:
野毛坂グローカル
・途上国と日本の学び合いを通じて、様々な文化、価値観をもつ人が共生する多文化共生のまちづくりを目指す団体です。
https://nogezaka-glocal.com/
協力団体:
- 芝園かけはしプロジェクト
住民の半数以上が外国人である芝園団地をにおいて、外国人、高齢者との共生を目指して様々な活動を実施する学生団代です。
http://shibazonokakehashi.org/ - コネクション オブ ザ チルドレン (カサコ(Casaco)の運営)
旅x教育を掲げ、世界の人との結びつきを通じて、子どもたちの生きるチカラをつけることを目指しています。また、横浜市西区の丘の上(最寄り駅:桜木町/日ノ出町)で多国籍の地域に開いた場所カサコ(Cacaco)を運営しています。
http://www.coc-i.org/ http://casaco.jp/ - (一社)オール・ニッポン・レノベーション
ミレニアル世代向けのPRからサーフィン・SUP体験、遊休土地資源の活用、外房経済新聞等の運営を行っている法人です。地域・ヒトに寄り添い、若者の力を活かし、地域の魅力を再発見、再創造して、持続可能な社会を実現することをめざし、高齢者比率が49%を超え「消滅可能性自治体」にも指定されている千葉県夷隅郡御宿町を拠点に活動しています。
https://www.all-nippon.org/ - SDGs-SWY
1980年以降に生まれたミレニアル世代を主な対象として、SDGsの達成に取り組む先駆者のインタビュー記事の作成/公開や、国際会議への参加に取り組んでいます。また、こうした経験を大学のゲスト講義や各種報告会を通じて同世代に伝えています。最近では、朝日新聞社主催「大学SDGs ACTION! AWARDS」に連携協力するなど、同世代の取組を応援すべく裏方としても活動しています。https://sdgswy.wixsite.com/home/about-project
〇髙木超(たかぎ・こすも)
明治大学プログラム評価研究所アカデミックフェロー /SDGs-SWY共同代表 :
NPO、民間企業を経て、2012年から神奈川県大和市の職員として、住民協働等を担当。17年9月に退職後、博士後期課程進学と同時に渡米。ニューヨークを拠点として、1年間にわたり「自治体におけるSDGsのローカライズ」に関する調査研究を行う。その間、国連訓練調査研究所(UNITAR)とクレアモント大学院大学が共催する「SDGsと評価に関するリーダーシップ研修」を日本人で初めて修了。現在は、東京を拠点として、SDGsに関する講演活動や執筆活動等に取り組む傍ら、ミレニアル世代の若者を中心にSDGsの達成に向けて取り組む団体、SDGs-SWYの共同代表としても活動中。
◯萩原瑞輝(はぎわら・みずき)
芝園かけはしプロジェクト メンバー:
埼玉県出身埼玉県育ち、埼玉大学経済学部在学中。
大学入学以降参加している学生団体、芝園かけはしプロジェクトの一員として、全世代の、異文化を持つ人々の共存・共生を目指して、芝園団地内での交流の場づくりを行っている。
◯清水瞳(しみず・ひとみ)
SDGs-SWY メンバー:
長野県出身、米国テネシー州育ち。慶應義塾大学総合政策学部在学中。学内外でSDGsに携わり、本年7月にニューヨークの国連本部で開催されたハイレベル政治フォーラムへの参加を期に、SDGs-SWYに参画。国内では、兵庫県豊岡市、北海道下川町、熊本県水俣市、東京都新宿区などでSDGsを達成すべく活動に取り組むなど、Think Globally, Act Locallyを実践するため奮闘中。2018年12月から下川町SDGs大使も務める。
◯富樫泰良(とがし・たいら)
一般社団法人 オール・ニッポン・レノベーション理事:
慶應義塾総合政策学部在学中。2009年に中高生主体の国際ボランティアネットワークCWPJを発足。史上初めて学生で「NHK日曜討論」に出演した他、TBS報道特集・ニュースバード、NHK「あさイチ」、青春リアル、板野パイセンなど出演。重点政策若者議会推進・若者担当大臣・これに変わる部局の設置等の提案者。
著書「ボクらのキボウ 政治のリアル」
〇堀口雄貴(ほりぐち・ゆうき)
特定非営利活動法人コネクション オブ ザ チルドレン(Conection of the Children) 理事:
横浜国立大学で主に南米地域での国際協力について学ぶ。在学中に旅×教育に取り組むNPO法人Connection of the Childrenの立ち上げを機に理事として参加。現在主に横浜市西区にある多国籍ハウス兼多文化交流空間CASACOの運営責任者。
実行委員:
■鈴木ゆりり(すずき・ゆりり):実行委員長
横浜コミュニティデザイン・ラボ スタッフ / ヨコハマ経済新聞、LOCAL GOOD YOKOHAMAライター / 横浜YMCA ACT運営委員・国際事業委員・募金委員 / 野毛坂グローカル理事:大学では地域メディアを選考し、弱者に寄り添うメディアのあり方を学ぶ。在学中にミャンマー・タイ・フィリピンなどの途上国を訪れ国際協力・交流やNPO/NGOに関心を抱く。大学院進学後、日本における地域の事情、地域活動を知る必要があると感じ、横浜を拠点にまちづくり事業を展開するNPO、横浜コミュニティデザイン・ラボでインターンの後スタッフとなる。
■山本莉佳(やまもと・りか):副実行委員長
フェリス女学院大学人文科学研究科博士前期課程1年。昨年、北海道教育大学卒業。このとき外国人技能実習生の生活に焦点を当てた調査を行ない、かれらの来日目的や本国との関係、日本での生活の困難などを明らかにした。現在は技能実習生が帰国した後のライフコースに着目して研究をしている。
■川内美月(かわうち・みずき):副実行委員長
横浜市立大学 経済コース2年。2018横浜開港祭親善大使のリーダーとして活動。現在は RCE若者連盟に所属。
■沖田幸一(おきた・こういち)
一般社団法人絆実(きのみ)理事
障害児通所施設キッズコネクション 管理責任者
1956年大阪生まれ。結婚して横浜中区に居住して35年、昨年から地元でスペシャルニーズの子どもたちが過ごす時間、場を提供し始める。プログラミング教室やロボット体験教室も実施。
■佐藤直子(さとう・なおこ)
青森出身。青年海外協力隊バングラデシュで野菜栽培をしていました。現在は福祉事務所の相談員
■三津間ゆか(みつま・ゆか)
国際協力機構(JICA)職員。主にアジア地域の技術協力事業等を担当。
■武井啓子(たけい・ひろこ)
東京生まれ。父の転勤に伴い、幼稚園から中学まで東京都内、北陸、東北等へ数回の転校を経験。様々な土地で受け入れてもらい、自分もその土地になじむという体験から多文化共生や異文化交流に興味を持つようになった。青年海外協力隊経験などでタイのマハサラカム大学、タマサート大学、マヒドン大学での日本語指導を経て、現在は日本での日本語教育を行うかたわら、JICAやNHKなどで多文化共生にかかわる活動を行う。(独)日本学生支援機構勤務、留学生の支援事業を行っている。
■奥井利幸(おくい・としゆき)
野毛坂グローカル代表:
国際協力機構(JICA)専門家として、タイ・ミャンマーをはじめアジア太平洋地域の14カ国で技術協力を行ってきた。専門分野はコミュニティ開発(まちづくり)・社会的弱者支援など。2016年にNGO野毛坂グローカルを設立、途上国と日本の学びあいによる「誰一人取り残さない」まちづくりを日本で実践中。
国連ESCAPと連携してのインクルーシブ防災プロジェクトを横浜で企画中。