コロナ禍は多くの人の生活や活動に大きな影響を与えました。日本に住む外国人にも大きな影響がありましたし、ICA海外協力隊員の皆さんも帰国を余儀なくされました。
そのことがSDGsや多文化共生について、それぞれの視点、それぞれの立場でより深く考えるきかっけになりました。

まず、「コロナ禍での日本在住外国人の状況について」早稲田大学の加藤丈太郎先生にお話しいただいたあと、JICA海外協力隊員8名から、  “多文化共生”について 考えること、できること、やること  をお話していただく会を企画しました。
  答えはまだありません。SDGsについて、多文化共生について、一緒に考えましょう!

日時:2021年2月20日(土) 15:30-17:00

参加料:無料(アンケートにお答えをお願いします)

参加資格:多文化共生に関心のある人だれでも

申込:https://forms.gle/aYnzXVVwBTBF1Ate7

主催:JICA横浜
運営:野毛坂グローカル

プログラム(仮)
◆講演 コロナ禍での日本在住外国人の状況について
加藤丈太郎 早稲田大学 アジア国際移動研究所

◆JICA海外協力隊員の発表
多文化共生について考えること、できること、やること
JICA海外協力隊員 8人の発表

◆全体ディカッション

発表者:

協力隊員 活動国 略歴
石原由佳 フィリピン 都内のメーカーにてプロダクトデザイナーとして勤務後、2018年よりJICA海外協力隊のデザイン隊員としてフィリピンの大学に赴任。現地の教員や生徒の支援に携わる。教育現場において「もの」よりも「ひと」の大切さに目覚め、帰国後はデザインだけでなく教育全般の支援がしたいと思うようになる。現在Teach for Japanの第9期生として4月からの赴任に向けて研修中。
西村奈々代

ドミニカ
共和国

高校生のときに研修旅行でタイに行った経験から、外国で人のためになる活動をしたいと考え大学看護学部に進学。卒業後、横浜市内にある病院の小児病棟で看護師として勤務。JICA海外協力隊 に合格し、派遣前訓練が修了していたが、COVID-19の影響で派遣延期、任国のドミニカ共和国にはまだ行ったことがない。
小野祥子 インドネシア 大学卒業後、一般企業で働きながら小学生からやっていたアーティスティックスイミングにコーチとして携わる。知人の紹介をきっかけに、インドネシアで現地の選手達の指導に携わる。その後JICA海外協力隊として再赴任。南スラウェシ州代表チームのコーチとして活動。
匿名    
小栗大輔 ガーナ 大学卒業後に中学校にて数学の教員として勤務。その後JICA海外協力隊に合格したのを機に退職し、ガーナ共和国に小学校教育の職種で派遣され、主に数学・ICT分野で支援を行う。現在は再派遣を待ちながら、国内の支援活動へ参加している。
川口洋平 東ティモール 沖縄でのホテル勤務を経て、JICA海外協力隊として、東ティモールベニラレ市に赴任。職業訓練学校で、ホテルサービスの授業を担当する。
任地では、外国人が一人だけの環境で、異文化理解を身を持って学ぶ。
趣味はティモールの友人とお酒を飲みながら練習したウクレレ。
宮川恵子 モロッコ 中学時代に姉妹都市交流でオーストラリアへ。海外の面白さを知る。→高校時代にベトナムのストリートチルドレン支援施設へボランティア。途上国の問題に関心を持つ→大学時代に世界一周旅行券が当たる。→小学校教員しながらインドの小学校でボランティア、NGO支援→休職して協力隊に参加→コロナの影響で帰国、復職。
岸佑太 ホンジュラス 大学卒業後、青年海外協力隊として中米のホンジュラスという国で体育教師として活動。活動内容は、県教育事務所に所属し市内の小学校2校の体育授業の巡回、運動会や体力テスト、研修会などのイベント企画・運営。一時帰国中は、任国の青少年を対象にオンラインにて日本文化紹介や日本語教室の運営や、国内の小中学校で異文化理解を目的にホンジュラスの文化紹介や活動紹介の出前講座を実施。

司会&ファシリテーター:
木俣 莉子 東京女子大学 学生

講師略歴:加藤丈太郎 博士(学術)
早稲田大学 総合研究機構 アジア国際移動研究所 研究助手
法政大学 キャリアデザイン学部 兼任講師
東京女子大学 現代教養学部 非常勤講師
聖心女子大学 現代教養学部 非常勤講師
2006年3月早稲田大学大学院修士課程修了後、11年間、民間企業・大学で研修の企画・運営に携わり、外国人支援NGOで日本に暮らす移民(外国人)の相談対応に従事。 2017年4月より早稲田大学大学院博士課程に進学し、半年間のニューヨーク留学を経て、日本における非正規移民をテーマに博士論文を執筆。参加型学習(ドラマづくり、ディベートなど)を取り入れた「多文化社会」に関する授業を複数の大学で受け持つ。

司会&ファシリテーター略歴:
木俣 莉子 東京女子大学 学生
多文化共生に興味を持つ。
2020年SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文コンテスト 大賞受賞。
https://nogezaka-glocal.com/dh2/

発表者略歴: