zoomなどを使ったイベントや会議が盛んに行われています。移動に困難な人や遠くにいる人にとってメリットがある一方で、障害者によってはむしろ参加にバリアが会ったりします。

今回は、あえてzoomで、ゲストとして盲ろうの九曜弘次郎さん、加賀明音さんを招いて、ざっくばらんなトーク会をしたいと思います。「盲ろうの人ってどんな日常なの?」など何でもきいてください。 逆に盲ろうの人からもなんでも質問してください。というか、参加者全員でゆるく話すイベントです。

日時:5月22日19時半から20時45分
参加者:老若男女、障害のあるなし、関係なく、どなたでも歓迎
但し、自分の主張を過剰にされる方はご遠慮ください。
(主催者の判断で退室いただく場合があります)
申し込み:https://forms.gle/3haM7gc2G4QEQAUT8
申し込み締切:開始1時間前
(うまくいかない場合は、info@nogezaka-glocal.com まで連絡)

やり方:原則zoomで接続します。但しzoomの音声機能やチャット機能は使用せずに、フェースブックメッセージでやりとりします。

※zoomのチャット機能は盲ろう者にとって使いにくいとの声があります。また音声をUDトークなどの文字変換ソフトを使ったり要約筆記者が文字起こししたりするやり方もありますが、今回はフェースブックメッセージで行います。

運営ルール(全参加者共通):
0)原則、匿名不可とします。また、原則画面に表示していただきます。ただし支障がある方は事前におしらせください。
1)私的なことでも含めてどんな質問も可。(人権侵害、差別、公序良俗に反するものはもちろん不可)
2)聞かれたくない質問には「嫌」、答えたくない質問には「答えない」と返信。
3)その他のルールはやりながら作っていきましょう!

接続方法:
zoomとフェースブック両方で同時に接続(名前は両方同じ名前にしてください)
会話方法:
前半:
zoomで映像、音声オンで、全員ゆっくり話ます。参加者が交代で話したことをタイプして盲ろうの人につたえます。
後半:
zoomの音声機能はオフにします、zoomのチャットは使いません。フェースブックでの会話にします。
(人によって得意不得意もあります、やりながら一番皆がコミュニケーションできる方法をさぐっていきましょう)

ゲスト略歴:
九曜 弘次郎(クヨウ コウジロウ)さん
富山県に住んでいます。目はまったく見えません。
耳は少し聞こえます。これまで補聴器を使用していましたが、昨年末に人工内耳の手術を受けて、現在リハビリ中です。
点字ディスプレイを使ってみなさんからのメッセージを読んでいます。他の盲ろう者のためにITサポートをしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

加賀明音(カガ アカネ)さん
全盲・全ろうの女性です。外出には車いすを利用しています。
大阪のグループホームで生活している…のですが、4月初めから愛知県の家族の家に住んでいます。
オンラインでの集まりに参加したことは今までにないのです。初めてのこと、物、人との出会いが楽しみです。
わくわくどきどきしています。

本トークイベントは、5月1日に実施した「緊急オンラインイベント:新型コロナで取り残されそうな人 ~SDGsの精神「誰一人取り残さない」を目指して」
の話題提供者のお一人として盲ろうの福田暁子さんがいらしゃり、要約筆記(視覚情報、音声情報)を行うなかででてきたアイデアです。
https://nogezaka-glocal.com/2020/04/07/noone-behind/