まちづくりには、都市計画の視点、福祉の視点、多文化共生の視点、建築の視点、防災の視点など多面的な視点が必要です。各種法令や都市マスタープラン、地域福祉計画を読み解く力も必要です。
しかし、一番重要なのは、住民視点にたち、地域の力を引き出して、住民主体で行うことです。
海外と日本では、法令や社会経済状況が大きく異なりますが、住民中心という意味では、海外のまちづくりも日本のまちづくりも共通点が多いのかもしれません。
横浜などでまちづくりの支援活動を長く行い、またご自身も担い手として活動をされたり、行政の委員、大学での講義など行うなど理論面/実践面両方で神奈川・横浜のまちづくりをリードする内海宏さんに、神奈川・横浜のまちづくりの特徴・課題や具体的事例をご説明いただきます。

日時:9月27日(日) 10:00-12:00
参加料:無料

対象者:
JICA海外協力隊赴任予定者(待機者)
JICA海外協力隊新型コロナでの帰国者
将来、JICA海外協力隊参加に関心がある人
(それ以外の方で参加希望の方は相談ください)

申し込み:
https://forms.gle/dAxztUjhSYjr3GsE6

主催:国際協力機構(JICA)横浜
企画・運営: 神奈川/山梨JICA海外協力隊ネットワーク
事務局:野毛坂グローカル

講師:内海宏
株式会社 地域計画研究所 代表取締役社長
横浜市まちづくりコーディネーター、
都市農地活用・保全アドバイザー、
NPO法人 横浜プランナーズネットワーク元理事長、
NPO法人まちづくり情報センターかながわ 理事長、
社福法人いずみ苗場の会理事、横浜国大非常勤講師など。
地域では、小中学校のPTA会長、学校運営協議会委員、町内会の副会長などを歴任、今は地元神社の総代を担う。

最近は区レベルや地区レベルの地域福祉保健計画の策定や推進の活動が多い。また、郊外まちづくりを考えるフォーラムの企画・開催、自治会役員を対象とした担い手研修、泉区・戸塚区・港南区等における地域づくり大学校のコーディネート、市民協働・地域支援のあり方をテーマとする各種委員会や職員研修などを務めることも多い。

主な著書:ヨコハマ地域学(共著:横浜国立大学出版会)、ザ・まち普請(共著:横浜プランナーズネットワーク)など

司会:岩崎真夕 横浜市立大学4年
マレイシアに留学中でしたが、新型コロナの影響で4月に帰国しました。記者志望で、インターネットメディアなどにも執筆してきました。現在は外国人労働者に関心があります。特技は傘廻し、高知県出身です。