SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文コンテストの募集が4月17日(土)にいよいよはじまります。
それにあわせて、オンラインでオープニングイベントを行います。

応募を予定している方も、応援をしている人も、SDGsに興味のある人も
ぜひ、お気軽に参加ください。

オープニングイベント概要:
日時:2021年4月17日(土)午前10時-11時半 (終了後、希望者で交流会)

参加想定者:
・小論文コンテスト応募に興味のある人
・若者の発信を応援している人
・SDGsに興味のある人

会場:オンライン(zoom)
参加料:無料

参加申し込: https://forms.gle/Uh65gHLn45wB8Vb79

プログラム:
・小論文コンテストの経緯説明、募集要項の発表
・昨年のコンテストを振り返って 松尾慎教授(東京女子大学)
・SDGsシンガーソングライター JICA職員の野吾菜穂子さんによるエール
   https://jinzukan.myjcom.jp/sapporo/post/1756
審査員の先生方によるご自身の活動紹介や今回のコンテストへの期
・実行委員によるの自己紹介、期待など
 .
小論文コンテストについて:
「誰ひとり取り残さない」はSDGsの基本理念なのですが、言葉として、あるいは総論として、「誰ひとり取り残さない」を実際に意識してSDGs活動を行っている人は案外多くはないかもしれません。今できることからすべきであり、「非現実的」な「誰ひとり取り残さない」をあまり意識すべきではないという声を聴くこともあります。

本コンテストは、今一度SDGsの基本に立ち返り、SDGsの基本理念「誰一人取り残さない」視点をすべてのSDGs活動や社会活動に反映すべきとの観点から、若者の自由な発想や提案、計画についての小論文を求め、その声を広く社会に発信することを目的として実施するものです。

また、あわせて応募者の「誰ひとり取り残さない」活動を支援するものです。 対象者:25歳以下の方どなたでも 募集期間:2021年4月17日から6月30日

参考:昨年度の入賞作品:

ーーーーコンテスト詳細ーーーー

SDGs「誰一人取り残さない」 第2回 小論文コンテスト

概要:

若者を対象とした作文・小論文を募集します。
「誰ひとり取り残さない」はSDGsの基本理念であり、誰かを犠牲にしたり、取り残したうえでのSDGs達成はありえません。
SDGsの宣言文でも、「最も貧しく最も脆弱な人々の必要に特別の焦点をあて」「最も遅れているところに第一に手を伸ばす」「最も貧しく最も脆弱なところから」などと繰り返し繰り返し強調されています。

しかし、言葉として、あるいは総論としては理解していても、「誰ひとり取り残さない」を実際に意識してSDGs活動を行っている人は案外多くはないかもしれません。
今目の前できることから行うべきであり、「誰ひとり取り残さない」をあまり意識することは「非現実的」という声を聞くこともあります。

本コンテストは、今一度基本に立ち返り、SDGsの基本哲学「誰一人取り残さない」視点をすべてのSDGs活動や社会活動に反映すべきとの観点から、若者の自由な発想や提案、計画についての小論文を求め、その声を広く社会に発信することを目的として実施するものです。

また、応募者の考える「誰ひとり取り残さない」活動を、コンテストを通じて、あるいはコンテスト後の支援を通じて応援するものです。

経緯:

2020年春、新型コロナウィルス感染症の蔓延で、小中学校が休校になり、大学もオンラインとなり、「外出自粛」がさけばれ、誰もが大変なときでした。

そのような状況下で「もっと大変な人」「脆弱な人」がいることを、こういう時ほど念頭におきたい、との思いで野毛坂グローカルが「新型コロナで取り残されそうな人  ~SDGsの精神『誰一人取り残さない』を目指して~」というオンラインイベントを2020年5月に行いました。

このイベントは、「取り残されがちな人」に着目したイベントでした。

その中でも参加者に特にインパクトがあったのが、盲ろう(目が見えず耳が聞こえない)の福田暁子さんの発表でした。福田さんに情報を伝えることはスムーズに行うことができず、多くの参加者にとってストレスの生じるイベントでした。しかし、そのイライラ感から生まれた気づきは、「今までいかに福田さんを取り残してきたか」ということでした。

ソトコトオンラインでの紹介記事
https://sotokoto-online.jp/1518

イベントの様子はyoutubeで公開をしています
https://youtu.be/qDy4HOnNlsI

この気づきから、野毛坂グローカルでは第1回目のSDGs「誰一人取り残さない」小論文コンテストを2020年に実施しました。コンテストの実施に当たっては、準備などはあまりできず、予算もほとんどないなかでの実施でしたが、結果32人の若者のレベルの高い応募があり、大賞3名、特別賞2名、入賞15名を選考し表彰を行いました。

以下に受賞作品全文を掲載しています。
https://nogezaka-glocal.com/sr/

その反響は大きく、特に大賞受賞者のうちのお一人、やはり盲ろう者の加賀明音さんの受賞作品が朝日新聞の記者の目にとまり、2020年12月28日に朝日新聞紙面に大きく取り上げられました。

(全文読むには朝日新聞有料会員登録(月額980円)が必要。一か月以内に退会の場合は無料)
https://digital.asahi.com/articles/ASNDV3Q60NDQUHBI00Q.html

なお、朝日新聞デジタルで掲載された動画もご覧ください。
https://youtu.be/5knvUWriQSw

また、ラジオで取り上げられたり、近日発表の書籍でも紹介されたりして、若者の声を社会に伝える微力になったのではないかとも思います。

今回は、その経験をもとに第2回として、多くの若者の「誰ひとり取り残さない」視点での様々なアイデアや考えをうかがい、それを発表することで、さらに多くの人に知ってもらうことを目的として、また、コンテストを通じて考えた若者のSDGs活動を応援することを目的として、小論文コンテストを実施します。

賞:
●大賞   3万円 3名
●入賞   1万円 15名
(他に特別賞も検討中)

応募作品は原則としてホームページにお名前、所属とともに全文を掲載させていただきます。入賞作品に関してはさらに冊子(オンラインand/or印刷物)にもお名前、所属とともに全文を掲載します。

また、別途審査のうえで、応募者の今後のSDGsに関わる活動への助成も予定しています。

募集要領(案):

募集内容:SDGsの基本理念、「誰ひとり取り残さない」の視点で、考えること、自分が行いたいこと、社会への提言など自由な発想で、日本語1000-2000文字で作成のうえ提出ください。

なお、作成にあたっては次を参考にしていただいても結構です。
(全く別の発想での応募でも結構です)

・新型コロナで取り残されそうな人  SDGsの精神『誰一人取り残さない』セミナー録画
https://youtu.be/qDy4HOnNlsI

・朝日新聞:

(全文読むには朝日新聞有料会員登録(月額980円)が必要。1か月以内に退会の場合は無料)
https://digital.asahi.com/articles/ASNDV3Q60NDQUHBI00Q.html

応募資格:2021年4月1日時点で25歳以下の方
応募方法:

下記より提出ください (2021年4月17日AM10時 募集開始)

https://forms.gle/BeJ8FfLYrd3Hw4e36

締め切り:2021年6月30日23時59分

問い合わせ先:info@nogezaka-glocal.com

審査方法:

実行委員会により一次審査を行い入賞作品を選考。
入賞作品の中から審査委員により大賞(3件)を選考。
(その他、特別賞を選考予定)

主催:野毛坂グローカル
後援:朝日新聞社
SDGsジャパン

クラウドファンディングについて:

本コンテストを実施するため下記を目的としてクラウドファンディングを実施しています。

1)本コンテストの実施や応募者のSDGs活動への助成に必要な寄付をいただくため

2)若者のSDGs活動を多くの人が支援を行うことをメッセージとして若者に伝えるため

一口1000円の支援をぜひよろしくお願いします。
https://a-port.asahi.com/projects/nogezaka-glocal/


スケジュール:

4月17日:小論文コンテスト募集開始
4月17日 10時:小論文コンテスト オープニングイベントの実施
6月31日 小論文応募/ファンドレジング締め切り
2021年8月:入賞作発表、表彰式の実施

その後、応募者を対象として、別途審査のうえ、SDGs活動への助成

※関連して様々なサイドイベントを実施予定

野毛坂グローカルについて:

「誰一人取り残さない」をキーワードに、海外と日本の学びあいによる「共生まちづくり」を行う非営利団体。

本部:横浜市西区

 https://nogezaka-glocal.com

審査委員(敬称略)

野津隆志 兵庫県立大学教授 / 野毛坂グローカル監事 :審査委員長
秋山愛子 国連・アジア太平洋経済社会委員会 社会課題担当官
安達一 笹川平和財団 常任理事
荒木田百合 横浜市社会福祉協議会会長(元横浜市副市長)
大川哲郎 株式会社大川印刷 代表取締役社長
杉浦裕樹 横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事
高木超 SDGs-SWY共同代表
富樫泰良 オールニッポンレノベーション代表 / 野毛坂グローカル理事
中西由起子 アジア・ディスアビリティ・インスティチュート代表
/SDGs市民社会ネットワーク理事
藤谷健 朝日新聞東京本社デジタル機動報道部長
兼  ジャーナリスト学校デジタル推進担当部長
吉原明香 市民セクターよこはま事務局長
奥井利幸 野毛坂グローカル 代表

実行委員(敬称略:肩書は2021年3月時点)

●が共同実行委員長   ■が副実行委員長

安藤紗楽 クラーク記念国際高等学校生
■伊東美貴 特定非営利活動法人ミラツク 非常勤研究員
■今子由稀 クラーク記念国際高等学校 学生
奥井利幸 野毛坂グローカル理事/代表
■蔭西希美 東京医科歯科大学 学生
■金田茉優 青山学院大学 学生
●神谷優大 University of Sussex 修士課程 学生
●木俣莉子 東京女子大学 学生
木村心香 横浜国立大学学生
●倉石東那 津田塾大学 学生 / 持続可能なジャパンユースプラットフォーム事務局長
黒田優斗 進学準備中
小林璃代子 横浜市立大学 学生
■斉藤竜平 法政大学 学生
笹木愛 東京医科歯科大学大学院 修士課程 学生
鈴木ゆりり 野毛坂グローカル理事
武井啓子 野毛坂グローカル理事 / 日本学生支援機構 勤務
■玉崎葵 岡山大学医学部保健学科 学生
戸田尚穂子 青山学院大学 国際政治経済学部 学生
富岡あまね 青山学院大学 学生
■西村奈々代 JICA海外協力隊員
野中正輝 創価大学国際教養学部学生
古川遼 ソフトバンク株式会社 勤務
松本颯太 岡山大学法学部 学生
山本梨央 横浜市立南高等学校 学生