外国にルーツや関わりがある学生をお招きし、個人の経験を踏まえて、アイデンティティや、これからの社会に期待することなどを一緒に考えるイベントです。 

話題提供者の中には、日本で生まれ育ち、言葉面での苦労はしなかった人もいれば、小中学生時代に、日本語が分からないままの来日をした人もいます。それぞれの環境で生きてきた中で感じたことや考えていることを学生の目線から率直にシェアしていただきましょう。

外国ルーツの方の話に興味のある方や、アイデンティティについて深い話がしたい方、学生の方、多文化共生という観点から見たこれからの社会像に興味のある方、 お気軽なご参加をお待ちしています!

お気軽な参加をお待ちしています。

話題提供者:
ダノジャエル 宇都宮大学3年   フィリピンと関わり
新井馨    中央大学4年   中国との関わり
 市川モナ   横浜国際高校2年 アメリカとの関わり
 

■ 司会:
● 下平心那   横浜国際高校2年

■ 運営:
● 笹島百華  郁文館グローバル高校3年
● 石橋静華  星野校2年
● 金澤伶   東京大学2年

【略歴】
<話題提供者>
ダノジャエル 
フィリピンと日本のクォーター、日系3世。家族で日本に移住。観光・空港業界での就活を経てアイデンティティの確立に関心を持つ。大学では移民/難民問題の多文化共生の関連性を学んでいる。宇都宮大学HANDs Jr.、とちぎ自主夜間中学、栃木県多様な学び場マップ作成プロジェクトに従事。外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援、進学ガイダンス等行なっている。大学卒業後、人の国際移動を社会学の観点で研究予定。

新井馨
中国出身、12歳で来日した。日本語がわからず、戸惑うこともありながら、公立の進学校や、大学に進学した。大学では、教育、コーチング、多文化共生、異文化交流、キャリア支援など、幅広く取り組んできた。

市川モナ
ユダヤ系アメリカ人の母、日本人の父を持つ。神奈川県で生まれ育ち、日本の小学校を卒業後インターナショナルスクールに入学するが、その後自らの意思で日本の中学校に転校。これらの体験を経てアイデンティティの変化を経験。高校ではアメリカの大学進学に向け、国際バカロレアDP資格の取得を目指している。

<企画・司会>
下平心那
小学生のとき父の仕事の関係でベトナム・マレーシアの日本人学校に通う。そこから東南アジアを中心とした国際分野の活動に興味を持ったため、横浜国際高校の国際バカロレアコースに入学。現在高校2年生でDP資格の取得を目指す。授業中にアイデンティティについて議論する機会があり、アイデンティティとは何かを考えるようになった。高校より更に広い目線からこのトピックを深めたいという思いから本イベントを企画した。横浜国際高等学校2年。

石橋静華
埼玉県の星野高校に通う高校2年生。日本人の父と中国人の母がいるダブルで、両方の文化に触れるうちに言語や文化の面白さを感じるようになった。また、外国へのルーツを持つ人持たない人みんなが一緒に住みやすい環境を作るためにはどうしたらいいか国際問題・環境問題を勉強しながら考えている。星野高校2年。

<運営>
金澤怜
東京大学文科一類2年生。国際関係や平和構築を学びたいと思っている。2021〜22年、オンラインでのウガンダ研修に参加。難民問題に取り組む学生組織のYouth UNHCR、若者の自由な声を発信するウェブプラットフォームのボイス・オブ・ユース JAPANなどの運営を行う。社会福祉法人さぽうと21での学習支援ボランティア、子ども支援NGOホープフルタッチのワークショップ有志企画メンバーとしても活動中。

笹島百華
郁文館グローバル高校3年生。大学で英語と教育心理学を学び、将来的にはオランダの大学院に進学して教育心理学の修士課程を取ろうと考えている。高校2年次にカナダに1年間留学していた。そこでホストファミリーと文化の違いによる衝突を繰り返したため誰1人取り残さずに全員が快適に暮らせるような多文化共生についても興味がある。

 
日時:2022年8月13日(金)20:00〜21:30
 
対象者:外国ルーツの人との多文化共生に興味のある人どどなたでも
会場:オンライン(zoom)
費用:無料
主催:SDGs「誰一人取り残さない」小論文コンテスト実行委員会
共催:野毛坂グローカル
※本イベントは近日中に募集開始予定のSDGs「誰一人取り残さない」小論文コンテストのプレイベントとして実施します。