自分のキャリアを考えるとき進学先を日本だけではなく海外を視野にいれている人もいると思います。
今回は、最近大学院/大学/高校に進学した4人の方をお呼びして、「自分がどういう人か」「なぜ海外進学したのか」「そこに至る困難や今の困難、そしれ喜び」「将来の夢」などをお話をしていただき、その後フロアも含めてディスカッションしたいと思っています。
また、ゲストとして、一旦就職して30代になってから大学院(修士)に進学してあらたなキャリアに進んだ、国際協力機構(JICA)国際協力専門員の川北博史さんにコメントいただきます。

日時:6月6日(日) 13:00-15:00

会場:オンライン(zoom)

想定する対象者:海外への進学を検討している人、それを応援する人

会費:無料

申込方法:https://forms.gle/AP1J46FADKcDaQge8

プログラム(案):
1.話題提供
 岸田和香(東京外国語大学卒業後、イギリス エセックス大学大学院在学中)
 神谷優大(横浜市立大学卒業後、イギリス サセックス大学大学院在学中)
 行睦美(三国ヶ丘高校卒業後、アメリカ リンデンウッド大学在学中)
 朴可鈴(成城学園高等学校3年時、イギリス クリストカレッジ ブレコン在学中 )

2.コメント
 川北博史 (国際協力機構(JICA)国際協力専門員)

3.ディスカッション

ファシリテーター:
 金田茉優 (青山学院大学 4年)

司会:
 木俣莉子(東京女子大 4年)

主催:野毛坂グローカル
共催:SDGs「誰ひとり取り残さない」小論文コンテスト実行委員会

※ 本イベントは、SDGsの基本理念「誰ひとり取り残さない」をテーマにした若者対象の作文・小論文コンテストのサイドイベントとして実施します。(応募締切2021年6月30日)
コンテスト詳細:https://nogezaka-glocal.com/dh2/


話題提供者・コメンテーター・ファシリテーター・司会 略歴

岸田和香(きしだ のどか)
・留学前の大学:
東京外国語大学 国際社会学部 2019年9月卒業
・留学先の大学院:
イギリス エセックス大学大学院 人権学・国際人権法専攻 2020年10月入学
・自己紹介
奈良県生まれ。大学1年生の時にタイ・バンコクに、3年次にはタイ北部・チェンマイに派遣留学し、民族紛争・平和学を専攻。タイ留学時にミャンマー難民の学生と出会ったことをきっかけに、難民問題に強い関心を抱くようになる。帰国後、難民支援・人道支援を行う国連機関や国際NGO、国内NPOでインターンを経験。平和について学びを深める中で、永続的な平和を構築するには「人権への理解」と、それを保護し人間を規律する「法律」が重要であると考え、さらに学びを深めるために、人権学の源であるイギリスの大学院に進学。現在は日本に帰国し、オンラインで大学院の勉強を続ける傍ら国際NGOに勤務し、アフリカにおける難民支援に携わっている。

神谷優大(かみや ゆうた)
・留学前の大学:
横浜市立大学 国際総合科学部 2020年3月卒業
・留学先の大学院:
イギリス サセックス大学大学院 開発学研究所(IDS)グローバルスタディーズ研究科 2020年9月入学 食料と開発専攻。
開発学と食料・栄養問題について勉強しています。
・自己紹介:
生まれてから大学卒業まで横浜で過ごす。大学では、まちづくりや環境政策、行政など、幅広く学び、4年次には、デンマークのコペンハーゲン大学に留学。留学中、食糧支援団体でのボランティアに参加し、食への興味を持つ。卒業後は日本三大ドヤ街の横浜市寿町でのインターンに参加。現場で学ばせてもらう中で、格差や健康、福祉の課題を突き詰めることを考える。大学院では、食料栄養安全保障と開発学を学び、特に栄養不良の環境的な要因と生活習慣病、貧困の関連性を紐解いている

行睦美(ゆき むつみ)
・留学前の高校:
大阪府立三国丘高校 2020年3月 留学先の大学、学部、
・留学後の大学
アメリカ リンデンウッド大学、社会学部、2021年1月入学
・自己紹介:
大阪の府立高校を卒業後、アメリカ ミズーリ州で留学を始める。高校時代の課外授業でビジネス入門とSDGs、リーダーシップについて学び、特にまちづくりについて興味を持つ。1学期を終え、夏休みを使って食料配給や小学校で行われるイベントのお手伝いなどのボランティアを始める。

朴可鈴(ぼく かれん)
・留学前の高校:
成城学園高等学校3年時
・留学先の高校
イギリス クリストカレッジ ブレコン(単位互換)
自己紹介:
小学生時代から英語圏への憧れを抱き、更に高校でブリティッシュイングリッシュに興味を持つ。現在イギリスウェールズの高校に1年間留学中。趣味はネットショッピングとバイオリン。

司会:
金田茉優 (かねだまゆ)青山学院大学 4年
中学2年次に学校で行われた講演会をきっかけに国際協力に関心を持ち、現在の学部に入学。学部では東南アジアの政治経済や文化を学び、タイの大学でのセメスター留学で現地の歴史や文化をより深く学ぶ。今年度は、専門性を高めたいと考え、国内の環境系NPOでのインターンプログラムに参加。現在も活動を継続し、ウェブ作業や広報活動に携わっている。

コメンテーター:
川北博史(かわきた ひろふみ)
大学を卒後業後、伊勢市役所に勤務、税務課・企画課を経験後、自治体での勤務経験を生かして国際協力にかかわりたいと思い、 コロンビア大学国際・公共政策大学院(公共政策専攻) に留学。きっかけは、阪神淡路大震災にボランティアとして参加、途上国支援のNGOの方に「自治体の経験で途上国支援にぜひ挑戦してみては」と薦められた事。卒業後は、国際協力機構に勤務、地方行政・地方財政関係の事業に携わっている。